SHIKIがつくるミニマルなストレージシェルフ。
正方形の空間で構成された収納機能は収める物たちに自然な統一感を与え、壁を省いたオープンなつくりは空間を緩く間仕切ることも可能とします。
見た目の美しさや強度に大きく関わる90度、即ち直角という要素は、箱物家具を得意とするSHIKIの見せ所でもあります。
ミニマルなMITSUKIに収納という実用性を持たせることで、置く、飾る、触れる、といった暮らしの自然な行動の中からたくさんの木を感じることができます。
・A4サイズがぴったり納まる
正方形の升目状に連なったストレージボックスは、A4サイズの物が縦に収まるサイズになっています。
【檳榔子黒(びんろうじぐろ)とは】
檳榔子黒とは、青みを含んだ気品のある黒色のことで、その製法を檳榔子染(びんろうじぞめ)と言います。
漢方薬としても使われる、ヤシ科ビンロウヤシの種子「檳榔子」で染められた深みのある黒染の色であり、藍を下染めにすることから「藍下黒(あいしたぐろ)」とも呼ばれました。
江戸時代より、その上品で奥行のある黒を「粋」であるとし、紋付きの最高級の色とされています。
現代では昔ながらの檳榔子染は希少な技法となってしまいましたが、SHIKIが木製品として再現することで、日本の伝統的な黒色を後世へと伝えていけたらと考えています。
【センダン材とは】
国産材の一種である栴檀(センダン)は、成長が早くしかも程よい硬さを持つ樹木です。
日本の比較的暖かい伊豆半島以西に自生しており、主に四国や九州に多く分布し、福岡県大川市でもあちこちで見られます。
また、センダンは大きく育つ樹木で、樹高は約15m〜30mにも達します。
日本では平安時代から「魔除けの木」として、仏像や数珠などの仏具に用いられていました。
近年では建築材や家具、木工品に使われる有能な樹木として生活に根付いています。
福岡県大川市ではセンダンの植樹活動や普及活動を2018年から始めています。
15年~20年後を見据えての活動ですので、実はまだまだセンダン材という材料は希少で手に入りづらいというのが現状です。
センダン材を積極的に活用した未来へ向けた取り組みは、森林組合や自治体が「育て」、われわれメーカーや製材所が「作り」、住宅メーカーや工務店が「繋げ」、皆さま消費者が「使う」ことで持続可能なサイクルが構築することを目指しています。
・15〜20年で活用できる「国産の早生広葉樹」
センダンは広葉樹でありながら成長が早く、植林して15年〜20年ほどで伐採できるまでに成長します。
針葉樹である杉やヒノキと比較しても約1/3の早さで伐採できるため、林業の活性化に繋がります。
また、世界的に森林面積が減少する中、丸太の輸入が規制され入手困難な状況にあります。
日本は世界でも有数の森林国ですが、そのほとんどが杉やヒノキの針葉樹です。
強度を求める材としての広葉樹が求められています。
・CO2削減に寄与するサスティナブルな材
センダンは成長の早さに比例して、一般的な広葉樹と比べCO2の吸収能力が約3倍高いと言われています。
センダンを植樹し活用することで地球温暖化の進行を抑える役割も担っています。